四国歩き遍路 35日目
10/5 歩数 55,015距離 39.61km 宿泊
大洲 十夜ヶ橋の橋の下にテント泊
昨夜の道の駅どんぶり館は電気のコンセントが解放されていた。テントを張った横のコンセントも生きていてモバイルバッテリーをフル充電出来た。遍路に寛大で仕事が始まる迄に出て行ってください、みたいな張り紙があった。
さて今日の目標は、明石寺を打つ、鳥坂峠遍路道を歩く、そして十夜ヶ橋に野宿するの三っだった。明石寺は7時前に参拝を済ませ、納経所が開くと同時に納経を済ませた。鳥坂峠は早めに取り付きたかったが、トンネルとの分岐にたどり着いたのは11時だった。途中「西海冷蔵」さんで休憩した際、冷たいミネラルウオーターをお接待してくれた。感謝! 歩道の無い危険なトンネルを行くか遍路道を行くか迷った。遍路道の時間が読めなかったが、最悪国道に戻る迄2時間半かかったとしても、十夜ヶ橋へは夕方には着けると判断し 遍路道に入った。登りは荷も重くそれなりに辛かった。台風の残骸も多く残っていた。1ヶ所、新しい倒木が完全に道を塞いでいたが乗り越えて通過出来た。意外にあっさり1時間足らずで峠に出た。元々高度があったからだ。逆に下りは国道に出てからが長かった。500mからほぼ0mまで延々と下りて行く。なかなか平な道に出ないのでイライラしてくる。やっと辿り着いた大洲の街は、周囲を山に囲まれ、大洲城を肘川の向こうに抱えて美しかった。素直に「いい街だなぁ」と感じた。2時間近く歩いていたのでコンビニのアイスコーヒーで休憩した。店員の女の子がサーバーの使い方を丁寧に教えてくれた。何も知らない薄汚れた爺さんに見えたんだな。でも、ありがとう。十夜ヶ橋には16時半頃着いた。参拝後納経所でテントを張る許可をもらった。コインランドリーで洗濯を済ませたが風呂には入れなかった。「オズの湯」は閉店していた。近くのスーパーホテルのフロントで風呂だけ入れないか?と駄目元で聞いてみた。あっさり断られた。
移動距離は23.5km。今夜は空海さんが隣りで寝ている。