四国歩き遍路 51日目
10/21 歩數 39,238距離 28.25km 宿泊天然温泉きらら
参拝寺 82番 根香寺 83番 一宮寺
今日の移動距離は16.5km短かい、早めに宿に入り洗濯し、ゆっくり風呂浸かりたかった。
白峯寺から根香寺の下り途中に「恵子ちゃんの接待所」というところに出くわした。ベンチの上に衣装ケースが幾つも積んであり、飲み物やお菓子が入っていた。無人お接待所だ。小児癌で子供(多分恵子ちゃん)を亡くした方が、供養?の為に設置されたようだった。ラムネとお煎餅を頂いた。感謝!
根香寺の手前には「五色台子どもおもてなし処」があってぜひ泊まってみたかった遍路小屋だ。タイミングが合わず泊まれなかったがとても綺麗に管理されていた。根香寺からの下りは地図にない遍路道を歩いた。子どもおもてなし処の脇に石の案内標識で一宮寺11kmと遍路マークも出ていた。迷わず入ったが殆ど案内矢印もなく、あっても色褪せて真っ白状態、笹が道を覆い薮こきをしながら進む所も出てきたので、とうとう不安になり引き返した。すると向こうからこの道を歩いて来る人と出くわした。どうも間違えたようなので振り出しに戻ってみよう思うというとスマホで地図(国道地理院)を出し大丈夫ですよと自信満々。ついて行くことにした。何度か車道に出ては山に入るを繰り返し平地に出た。道中色々話したがあまり良く覚えて いない。最後に「お気をつけて」と杖をちょっと持ち上げ、振り返りもせず背中で言って去って行った。
今日は塩田さんから電話があった。一杯飲んでウトウトしていて、朦朧としていた。ああ電話だ、スマホの通話マークをタップして、バカみたいにスマホに向かって「もしもし」 を繰り返した後、そうだ耳に当てるんだと気付いた。それくらいぼーっとしていた。耳に当てると「塩田です、仙遊寺で会った」と聞こえたが、未だ頭のスイッチが入っていない。忘れちゃったかな、と言われたあたりでようやくバチッと回路が繋がった。あぁ塩田さんだ。(大変失礼しました。)今夜もテント泊だそうだ。ブログも読んでくれた。自分は宿泊で温泉にも入って なんだか気が引けた。またまたアドバイスと情報を貰った。和歌山への船便は待ち時間要注意だ。 ありがたかった。又お会いしたいが、会うためには遍路に出なければならないが、この旅で多分放電し切ってしまうので無理だろう。