四国歩き遍路 40日目

1010  歩數 40,759距離 29.35km 宿泊 太山寺近くの本村公園にテント泊

参拝寺

49番 浄土寺 50番 繁多寺 51番 石手寺 52番 太山寺

昨夜は雨が急に強く降り出し長く続いた。直ぐに気付いてフライを張ったが風上側が濡れた。また、東屋の端に張らざるを得なかったので、位置を選んだつもりだったけれどテントの1/3が水たまりに浸かった。でも全く浸水しなかった。流石モンベル。テントを少し乾かして出発したので遅くなった。今日はモンベル松山に電車で行ってガスカートリッジを買うつもりでいたら、撤収中に甥っ子からLINEが入った。プロの登山家みたいな奴で、休みは殆ど山に行っている。ジェットボイルはe p I規格を踏襲しているので、純正にこだわらなく良いと教えてくれた。モンベル行きを止め、歩きに集中することにした。感謝!

西林寺を出て遍路道を暫く歩いたところで、逆打ちの野宿スタイルのお遍路に会った。昨夜の雨をきっかけに話しが始まり、ベテラン野宿遍路のノウハウを聞くことが出来た。今日のこの野宿場所も教えてくれた。勿論地図にもネットにも無い。他にも数カ所とっておきのを教えてくれた。あまり教えると旅が詰まらなくなると言ってノートを閉じてしまった。「苦労するのが楽しいんだ、最初が一番楽しい。ぜひ通って下さい。」と繰り返し言われた。感謝!そうそう、水、電気のもらい方もゴニョゴニョと伝授してくれた。

教えてもらった太山寺近くの野宿地を目標にしたが、スタートが遅かったので無理そうだった。 しかし、やれるだけやって、最悪参拝は明日でも良いのだと割り切った。石手寺を出て、道後温泉本館の前で遍路道を見失った。観光案内板の地図と見比べていたら、横の椅子に座っていた人が声を掛けてくれた。地元の人で自分が選んだルート上に自宅があった。直ぐに立ち上がって先導してくれた。ゴチャゴチャした商店街のアーケードの一本の道に来ると、指差して、ここを真っ直ぐに行けと教えてくれた。太山寺に近づくともう時間が無い。ギリギリ間に合うか?というところで、又遍路道を見失った。こっちかなと矢印を探して坂登ると、丁度人が降りて来たので聞くと反対方向だった。ここを道なりに行けと言われ、競歩みたいな速さで急いだ。途中分岐を左に行くと後ろから違う右だと大声でナビしてくれた。1の門に5時15分前に着いた。2の門をくぐると10分前、納経を先にするしかない。するとすれ違った軽トラの男が散歩中の おばちゃん2人に「納経所おしえてやれ!」叫んでくれた。おばちゃんに橋を渡れと背中えお押された。渡ろうすると、違うもう一つ向こうだ!とまたナビしてくれて間に合った。感謝!納経帳を渡すと、汗かいてますねと言われた。そりゃ汗もかいたし、息もきれたさ。納経帳を受け取る時、試しにお寺の軒下に泊めてもらえませんか?と聞いてみた。すると「ダメです。国宝ですから。」と一蹴された。だよね。チョット間があって 本当は教えちゃいけないけどと、このベテラン遍路が教えてくれた公園を小声で教えてくれた。感謝!



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