北海道ツーリング テストラン2回目
北海道ツーリングテストラン第二回目は7月6日、石川県の白山登山口の手前、市ノ瀬野営場まで往復500km一泊二日のツーリングだった。本番を前に一度フル装備に近い形で、近場のキャンプ場で一泊テントを張ろうと思っていた矢先、伊藤さんから、それだったら市瀬野営場で落ち合おう、自分たち二人は翌日白山に登るとのことだった。自分たちというのは伊藤さんと加藤さんだ。テストラン第二回目はフル装備のパッキング方法や電装品の能力チェックなどを考えていたので、ちょっと遠いなと二の足を踏んでいると、片道250kmしか無い、北海道5,000kmを走ろうていう人が何を言っているんだ、と喝を入れられた。単独行に若干の不安はあったが、ナビの確認もしておきたかったので、またまたチャレンジすることにした。ナビはバイク専用のは手が出ないので、スマホかipadを使う予定でいた。バッテリーの消耗やガイドの良し悪しをチェックしたかった。結論から言うとipadは使え無い。一見タンクバッグにピッタリ納まり良さそうだが、日中の日差しの元では角度も悪く良く見えない。さらに炎天下で冷めるまで使えませんと言う温度計マークが表示されてしまった。そういえば遍路の時も炎天下でアップルウオッチが熱暴走してしまい、110番通報してしまった事があった。どうもipadより紙の地図の方が良さそうだ。スマホの音声ナビを併用すればなんとかなるだろう。
足りない装備品も何点か見つかった。あぐらのかける折りたたみ椅子とテーブルはやはり持って行く事とした。またフロントフォークに取り付ける工具・予備品バッグは新規作成し、過程をYouTubeにアップした。
テストラン第二回目の夜は、3人で10時までビールと焼酎をしこたま飲みツールングと山の話で盛り上がり、正体不明になって眠った。翌日伊藤さんと加藤さんは予定を1時間遅れて白山登山に出発し、私は更にその後のんびりテントを畳んで帰路についた。