北海道ツーリング 6日目

6日目

 15:30にクッチャロ湖のキャンプ場に入った。ここは利用料400円。トイレはもちろんウオッシュレット、炊事場、コインランドリーや隣接ホテルの温泉まで使える。朝風呂は5:30から入れて440円。駐車場は広いし、テント場は深い芝生でペグがよく効く。湖畔で眺めも良い(今日は曇天の強風で残念)。至れり尽くせりだ。人気があるのだろう混んできた。早目のチェクインは正解だ。

 さて今朝はウオーキングを1時間やった。バイクはスポーツだが、マシンを操るスポーツだ。反射神経やバランス感覚は問われるが筋肉は余り使わないので劣える。座ったきりなので、アップルウオッチからスタンドの時間ですと叱られもする。チョット歩いた位でどうにかなるものでも無いが、やらなよりは確実に良い・・はず。

 出発は7:00と決めていた。いつも周りが目を覚ます前に撤収作業を始めるのだが、今日はのんびり6時過ぎに開始。海に向かって右隣のテントはファミリー、若い旦那の腕にはタテゥーがあった。刺青ではない。まだ寝ている。左側はどんな人か昨日は分からなかった。撤収を始めて暫くすると、めちゃくちゃ綺麗な横顔の女性がテントの前の椅子に座っていた。コーヒーカップを持って海をじっと見つめていた。絵になるな、モデルさんか?こんな人が隣のテントにいて気づかなかったのかと思うと、なんか損したような気分になった。意味は無い。撤収が大分進んだ頃、彼女から笑顔で挨拶された。「バイクかっこいいですね、憧れちゃいます」・・をきっかけに、話が弾んだ。地元の人で、旦那と2人で来ていた。旦那の方はテントでは眠れないので車で寝ていると言う。何の為のキャンプだ?旦那の事はどうでも良い。兎に角撤収作業を進めながら楽しく会話出来た。しきりにバイク良いな、カッコ良いという。バイクはカッコ良いけど、乗ってるのがこんなジーサンではね。いいえ、素敵です、カッコ良いですと返してくれた。これだな、会話のコツは、人気関係の潤滑剤。「嘘も方便」。最後にレジ袋にまとめてあったゴミを積もうとしたら、アッあたし車だから捨てておきますと言ってくれた。エッつでもこれ、チューハイの缶とか色々、ゴミですよ。「良いです、全然平気です」とキッパリ。ここでも嘘も方便、なかなかやるな。ゴミの始末をお願いして、見送りされて出発した。出口の段差を乗り越える時は緊張した。ここでコケたらカッコ悪いもの。心拍数が上がった。少し走ってから、写真を撮らなかったと気づいた。大阪の失業者やブラジル人とツーショットは撮ったのに、本当に綺麗な人だった、残念。

 宗谷岬に向けてオロロンラインを北上。徐々に風が強くなり強風に変わった。おまけにオトンルイ風力発電所あたりからポツポツ雨が降り始めた。風や雪、この辺りだとブリザードもあるのだろう、緊急事態を避ける為だと思うがシェルターと呼ばれる道路をすっぽり覆うように屋根をかけたエリアがあった。そこで雨養生をし上半身だけ雨カッパを着た。更に行くと本降りなったので、雨の中で下もはいた。手を抜くんじゃ無かった。残念。

 ノシャップ岬で雨は止んでくれたのでセコマに寄り雨具を脱いだ。宗谷岬手前で白い道を走った。ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた、一方通行の狭い道だ出口は238号線、スタート地点までクネクネの山道を20分も走った。凸凹は整備されておらず走りにくいつまらない道だった。何故こんなに騒ぐのか分からない。

 エサヌカ線は素晴らしかった。直線道路が10km続くなんて信じられない。曇天と強風でハンドルを取られスピードが出せず残念だったが良い体験をさせてもらった。

 あすは網走刑務所見学、天に続く道、羅臼温泉野営場、熊野湯。楽しみです。

北海道ツーリング 6日目” に対して1件のコメントがあります。

  1. ゴメス志星 より:

    屈斜路湖?水辺を掘るとお湯が出たよね。美幌峠からの屈斜路湖が印象に残っている。え!500キロも走った日があるの?
    暑くないですか?こちらは猛暑です。北海道、帯広は35度になったようなニュースが流れていました。

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